小児科の看護師として働く

子供好きな人が仕事をする場所としてよく挙げられるのは保育士ですが、看護師もその中の1つに含まれます。病院を例にすると看護師が働く現場には小児科があり、名前の通り子供を診察したり治療したりすることが目的です。小児科ではさらに皮膚科や眼科、耳鼻咽喉科、歯科などのさまざまな診療科に分かれている場合もあり、総合診療科に近い役割も担っています。

また、小児科にはこの他にアトピーやインフルエンザ、心臓病などの疾患に悩む子供たちも来院します。成人の場合は疾患の種類によって各診療科に行きますが、小児科は年齢で括られているため、基本的には小児科が全ての疾患を診察及び必要に応じて治療することになるのが特徴です。

疾患の種類は膨大なので、例え小児科勤務が長くても多くの知識を吸収することができます。子供に使用する医療器具は成人に使用する器具より小さいことから、医療器具を扱ううえで必要な細かな作業にも慣れるでしょう。

小児科は病院だけではなく、クリニックや診療所でも取り扱われています。そういった医療機関は地域に密着していることが多く、病院よりも来院する子供たちとより深くコミュニケーションを取れる可能性が高いです。多くの子供たちと接したいなら病院、一人一人とじっくり接したいならクリニックや診療所といったように選択肢は自由にあります。小児科は看護師が勤める中でもより多くの子供たちと関われることに加え、さまざまな技術や知識を学べることから女性の看護師からの人気が高いです。

看護師だけではなく、他の記事で触れた仕事については《子供好き必見!》でより詳しく紹介されているものもあるので、子供と関われる仕事をしたい人は一度チェックしておいて損はありません。